こんな関心事にお答えします。
本記事の内容
・ストライダーとストライダー14xの違い
・ペダルモードへの移行事例
・ペダルユニットの取付け方
ランニングバイクから自転車への切替のタイミングって悩みますよね。
12インチのストライダーにペダルは装着できませんが、ストライダー14xにはペダルが装着可能です。まず、それぞれの違いを確認しておきましょう。
その上で、ランニングモードからペダルモードへどのようにいつから切替えたか我が家の具体的な事例で説明します。
最後に、ペダルユニットの装着手順をまとめています。
それでは、早速#8を始めていきましょう。
ストライダー14xまとめ記事の#1はこちらからアクセスできます。
>> 【ペダル着脱式10選】3歳4歳はじめての自転車はどれ? #1
Contents
ストライダーとストライダー14xの違い
ストライダーはサイズと機能の違いで2種類に分類されます。
一つは、公園でよく見かける12インチのストライダーでありペダル装備は出来ません。シンプルにランニングバイクとして楽しみながらバランス感覚を養います。
もう一方は、2018年に販売開始された14インチのストライダー14xです。ペダル無しのランニングバイクも当然楽しめますし、ペダルユニットを装着して自転車として乗ることも可能です。
なぜ、同じストライダーシリーズでもペダル有無の違いがあるのでしょうか。
それは対象にしている年齢層が異なり目的が違うためです。そのため、目的を意識し、年齢に応じてストライダーを乗るのがオススメです。
上表は12インチと14インチのストライダーの違いをまとめています。目的が異なるため、特徴や仕様に差あります。
12インチのストライダーは、不要な機能を省いて可能な限り軽量化を図りってキックバイクとして洗練されています。
14インチのストライダーは、キックバイクをシンプルに自転車にするための構造となっています。
そのため、1,2歳でキックバイクを始めるのであれば12インチのストライダーを選択し、3歳半以降でストライダー14xに乗り換える流れがオススメです。
キックバイク未経験の3,4歳で自転車にチャレンジする場合は、ストライダー14xのランニングモードから始めるのが良いでしょう。バランスが取れるようになったらペダルモードに切り替えられます。
ストライダー14xのペダル装着 引用;STRIDER JAPAN HP
ストライダー14xの移行事例
実際に12インチのストライダーからストライダー14xに移行した息子の例を紹介します。
ペダルを装着したタイミングは3歳2ヶ月(90cm)でしたが、年齢や身長よりもランニングバイクでバランスがしっかり取れるようになって本人が自転車に乗りたいと言ったらペダルユニットを装着するのが良いタイミングかと思います。
12インチのストライダー時期
2歳からストライダーに乗り始めました。
はじめはサドルに座って地面を蹴るわけではなく、ストライダーに跨ってただ歩くだけでした。
しばらくはその様子に変化はありませんでしたが、2歳4ヶ月で覚醒します。
急に地面を蹴って走るようになりました。それから、本人も楽しくてたまらない様子で毎日のように乗り回していました。
そうしているうちに、バランス感覚は養われ、多少の坂道や凸凹道でも転ぶことなく走り続けられるようになりました。
ストライダー14x時期
ストライダーを1年乗り続け、3歳2ヶ月の時にストライダー14xに挑戦しました。
ストライダーに乗るのは大好きでしたが、自転車に乗る小学生の姿に憧れていたため、高いやる気を持ってペダルモードからスタートです。
外に出て初めにやったのは、ペダルを漕ぐ練習です。サドルを持ち上げて後輪を浮かせた状態で、ペダルを漕ぐように促しました。
ペダルを後ろに回してしまう時間帯もありましたが、なんとか合計30分くらいで感覚を掴むようになりました。
ペダルを漕ぐ感覚を掴んだら実際に乗る練習です。背中を支えてペダルを漕ぐように伝えました。
ここは早かったですね。
最初は様子を見ながらゆっくり漕いでいたのですが、要領を掴んで少し早く漕げるようになってきたので、背中を支える力を弱めていくと、10分程度で一人で乗れるようになりました。
ペダルモードへ移行するコツ
息子の実例を元に自転車に乗れるようになるまでのフローをまとめます。
- キックバイクを楽しむ
- (ペダルを付ける)
- 後輪を持ち上げてペダルを漕ぐ
- 背中を支えながらペダルを漕ぐ
- 背中の支える力を少しずつ弱くする
ポイントは③です。
キックバイクで身に着けられないのがペダルの漕ぎ方です。そのため、漕ぐ練習は丁寧に向き合う必要があります。
息子には、父親がサドルを持って後輪を持ち上げ、母親が足とペダルを持って回し、漕ぐ感覚を身体に染みつけるようにしました。
また、その時から目線は重要です。後輪を持ち上げているときから、必ず前を見るように伝えました。そうすることで足元を見ずにペダルを回す感覚を身につけることが出来ます。
これらをやっただけで、自転車に乗れるようになりました。
親子で楽しんでチャレンジしてみてください。
ペダルユニットの取付け方
ストライダー14xのペダル装着方法はとても簡単です。
必要工具は6mm六角レンチとプラスドライバーのみです。
以下のフローで実施していきます。
① 後輪プラスチックカバー、ネジを外す
② ストライダー14xを逆さにしてフットステップを外す(六角レンチ)
③ ペダルのチェーンを取付ける
④ ペダルユニットを本体に装着(六角レンチ)
⑤ チェーンカバー装着(ドライバー)
①後輪プラスチックカバー、ネジを外す
赤丸のネジをプラスドライバーで外す。
※ネジは再利用するので注意!
②ストライダー14xを逆さにしてフットステップを外す(六角レンチ)
③ペダルユニットのチェーンを後輪のトゲトゲ(コグ)に乗せる
ペダルユニットを軽く引っ張りながら装着。
④ペダルユニットのくぼみを車両のでっぱりにはめ込む(青枠)
赤枠の六角ネジを取付ける。
⑤チェーンカバーをペダル周辺カバーに挿し込むように取付け(青矢印)
最後に②で外した赤丸のネジを取付け。
これでペダルユニット装着完了。
作業時間としては約2分程度です。
まとめ;ペダルはバランス次第
12インチのストライダーにはペダルは後付けできませんが、ストライダー14xには装着可能です。
3歳半未満でキックバイクを始めるのであればストライダーから始めて、途中でストライダー14xへの乗り換えるのが良いですし、3歳半以降に始めるのであればストライダー14xを選択し、ランニングモードから始めるのが良いでしょう。
ストライダーならではの魅力があるので、年齢に応じたストライダーに乗せてあげたいですね。
続いて、ストライダーのブレーキ操作性についてまとめています。
>> ストライダーへのペダル装着手順 #9
また、3歳2ヶ月の身長90cmでストライダー14xペダルモードに乗れるようになるまでの流れや乗れた先の価値について#2でまとめています。
>>【大事な乗れた先】3歳から楽しむストライダー14x #2