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アメリカ人口とS&P500の相関

本記事のテーマは「アメリカ人口とS&P500の相関」についてです。

S&P500はアメリカの人口増加が予想されるから、上昇するという記事をよく目にしますが、

アメリカ人口とS&P500に相関はあるのでしょうか?

答えは、YESです。

1950年からの実績をまとめてみると傾向が見えてきます。

その傾向と未来の人口予測からS&P500の予想を実施してみました。

将来のことは不確定ですが、一つの指標になるかと思います。

アメリカの人口とS&P500の推移

1950年から2020年までのアメリカの人口とS&P500の推移です。

赤線が左縦軸で人口を示しており、青線が右縦軸でS&P500を表しています。

一見、相関はないように思えますが、以下の変換式に当てはめてグラフ化すると次のようになります。

y=α*10^(x)

y;想定S&P500, x;人口[億人]
α;1.25(係数)

相関がないように思えた2つのデータに相関性が見えてきたかと思います。

この変換式と人口予測情報があれば、S&P500の推移予測が具体的に出来そうですので実施してみます。

人口予測からのS&P500の想定推移

2040年までのアメリカの人口推移予測は以下の青線となります。


参考文献;https://www.populationpyramid.net/ja/アメリカ合衆国/2040/

今後も移民を中心に増加し続けることが想定されています。

この人口データとS&P500との相関変換式を活用し、今後のS&P500の想定推移線を引いてみます。

2040年までのS&P500の推移予測がアメリカ人口推移予測から出来ました。

このグラフより、S&P500に関して3つのポイントが見えてきます。

  1. 今後も上昇を続ける
  2. 現在(2020年)は割高
  3. 2040年には現在(2020年)の2倍程度のポイントになる

 

変換式による未来予測の確度はわかりませんが、今後も上昇を続けるという一つの指標にはなるかと思います。

実際にどうようの動きをするかどうか楽しみです。