こんな関心事にお答えします。
本記事の内容
・ストライダーとストライダー14xの違い
・12インチのストライダーにブレーキがない理由
・ストライダー14xのブレーキ操作性
公園でよく見かける12インチのストライダーにはブレーキ装備は出来ません。
しかし、キックバイクとペダルモードが切替可能なストライダー14xにはブレーキが標準装備されています。
なぜ、ブレーキ有無の違いがあるのでしょうか。
販売元のSTRIDER JAPAN見解含めて、実際にどちらのストライダーを使用して感じたことを紹介します。
それでは、早速#9を始めていきましょう。
ストライダー14xまとめ記事の#1はこちらからアクセスできます。
>> 【ペダル着脱式10選】3歳4歳はじめての自転車はどれ? #1
Contents
ストライダーとストライダー14xの違い
主要機能・性能の差分一覧表を示しました。各差分について説明していきます。
ペダル、ブレーキ
ストライダー14xはキックバイクモードだけでなく、ペダルを装着して自転車にもなるという点です。従来のストライダーにはペダルを装着できません。
ストライダー14xは自転車モードにもなるため、ブレーキが標準装備されています。
タイヤサイズ、重量、対象年齢・身長
タイヤサイズが12インチと14インチで異なるため、対象年齢は1歳半~と3歳半~となっており、2歳も差があります。
そのため、子どもにあったサイズを選択することが望ましいです。小さいうちに将来を見据えて、大きい方を購入するのは避けるべきでしょう。
危険ですし、コントロールが難しくて子どもがやる気を失ってしまうかもしれません。
また、重量も3kgと5.5kgで倍近く異なることにも着目しましょう。
ストライダーにブレーキがない理由
12インチのストライダーにブレーキがない理由は、公式HPで明確にされています。
一言でいうと「3歳まではブレーキ操作が非常に難しい」からです。
確かにその通りかもしれません。大人はブレーキが付いている方が安全と直感的に考えてしまうかもしれませんが、操作できないブレーキが付いていても意味がないですね。
実際に息子もブレーキ操作が出来るようになったのは3歳半からでした。
1歳半~3歳前後の幼児にはブレーキレバーを握る十分な握力が備わっておらず、殆どの場合ブレーキ操作を行うことができません。仮に握力が備わっていたとしても「レバーを握る=止まる」という動作は直感的操作ではないので、幼児にとっては非常に難しい操作となります。危険を察知したとき、幼児は反射的に足で止まろうとします。 (引用;STRIDER JAPAN HP)
ストライダー14xのブレーキ操作性
3歳半前だとプレーキ操作性に少し難しさを感じるかもしれません。
息子は3歳半からブレーキ操作ができるようになりましたが、はじめは少しやりづらそうでした。
その理由は、グリップからブレーキまでが広いためです。
グリップ手前からブレーキ奥までは6cmなのですが、3歳半の息子の親指の付け根から人差し指の第一関節までの長さは7cmであり、ブレーキに指をかけるのが容易ではありません。
そのため、息子はよく親指もグリップにオーバーラップさせてブレーキさせてました。
本人なりに工夫している様子には感心しましたが、安全性を考えるとグリップとブレーキの幅はもう少し狭い方が良いかなという印象です。
ただ、頻繁に自転車に乗っているとコツを掴んだり、握力もついてきてブレーキ操作能力は向上していきますので、苦労するのは最初の3ヶ月程度と考えるのが良さそうです。
年齢に応じた使い分け
STRIDER JAPAN見解と筆者の経験を踏まえると、年齢に応じたキックバイクの使い分けは重要に感じます。
3歳頃までは余計な装備がなく小型軽量化された12インチのストライダーで楽しみつつ、バランス感覚を養う。
そして、3〜4歳以降はストライダー14xに乗り換えて、ブレーキ操作とペダル操作を身に付けて自転車に乗れるようにする。
結局、STRIDER JAPANの目安は実際の子どもの成長にマッチしている印象を受けました。
まとめ;ブレーキ操作は3歳半以降
ストライダーはブレーキ後付けできませんが、ストライダー14xには標準装備されています。
その理由は、3歳頃まではブレーキ操作が困難であるためです。
ブレーキ標準装備のストライダー14xはグリップとブレーキ間が少し広いため、4歳頃までは操作に苦労するかもしれません。
ストライダーならではの魅力を考慮すると、年齢に応じてストライダーを乗り換えるのがオススメできる選択肢です。
最後に、ストライダーのイベントに参加した内容についてまとめています。
>> 【イベント】エンジョイカップとストライダーアドベンチャーライド #10
また、3歳2ヶ月の身長90cmでストライダー14xペダルモードに乗れるようになるまでの流れや乗れた先の価値について#2でまとめています。
>>【大事な乗れた先】3歳から楽しむストライダー14x #2