こんな困り事にお答えします。
本記事の内容
・道具は購入?レンタル?
・どこでデビューする?
・どう教える?
親がスキー慣れしていなければ、デビュー向きな場所や道具、教え方どれもわからないですよね。
それでも子どもにいろんな経験をさせてあげたいという親心から、子どもをスキーデビューさせてあげたいと考える親は多いはず。
我が家もそうでした。
夫婦ともに小学生以降はスキーから離れてしまっていたので20年のブランクです。
そんな家庭の3歳児がスキーデビューするまでの流れをご紹介します。
それでは、早速始めていきましょう。
Contents
道具は購入?レンタル?
スキー板、ブーツはレンタルでOKです。
3歳の成長は早いため、あっという間に靴がサイズアウトしてしまいますし、スキー板も来年には短くなってしまいます。
一方で、ウェア、手袋、ゴーグル、ヘルメットは購入するのが良いでしょう。
ウェアはレンタル可能ですが、家の周りで雪が降った時に使用できることも考えたら手元に準備されていたら便利ですね。
手袋、ゴーグルは衛生面からレンタル中止しているゲレンデが増えていますので自前で準備するのが推奨されます。
また、ヘルメットはサイズ調整可能なため、数年使用できる購入アイテムと考えても良いかと思います。
どんな場合は購入?
3歳での使用回数を8日以上を想定する家庭は購入するのがお得ですね。
兄弟がいる場合はお下がり含めて考えられるため、お得基準日数は人数が多いほど下がっていきます。
とは言っても、3人兄弟でも3回/年に行かなければレンタルの方がお得ですので、基本的にはレンタルで良いかなと思います。
大人は購入
サイズアウトの心配がない大人は購入した方がお得です。
10日レンタルするだけで約5万円となるため、道具を準備するのに十分な金額となります。
初日はレンタルでも良いかもしれませんが、子どもが『また行きたい!』と言うようであれば早々に購入するのが良いでしょう。
どこでデビューする?
デビューゲレンデ選びには3つポイントがあります。
1.自宅のなるべく近郊
2.キッズパークがある
3.ゲレンデが狭すぎない
1.自宅のなるべく近郊
親子の負担を考えると可能な限り近い方が良いのは間違いありません。
特に車を運転する親の負担を意識しましょう。
何度も行くことになる可能性がありますので、また行こうと思える範囲でゲレンデを決めるのが良いでしょう。
2.キッズパークがある
スキーを楽しい思い出にすることが最も大事です。
そのため、スキーだけでなく、ソリや雪遊びができるエリアが確保されたゲレンデが良いですね。
3歳児が1日中スキーすることはほぼないと考えて、雪を楽しめる環境を準備してあげましょう。
3.ゲレンデが狭すぎない
家から近いという理由で狭めの人工スキー場でデビューするのは避けましょう。
やはりスキーは危険が伴うスポーツです。
狭いコースでは、衝突される・衝突してしまう危険が高まります。リスクを出来る限り減らすためにも広めのゲレンデが望ましいです。
ゲレンデでどう教える?
夫婦だけでは子どもに楽しくスキーを教えられるイメージできなかったので、我が家はこの流れで教えることにしました。
1.雪遊びを楽しむ
2.スクールで教えてもらう
3.親子で滑る
1.雪遊びを楽しむ
全面雪に囲まれた環境が初めてであれば子どものテンションは高まるはずです。
その気持ちをスキーに持ち込むためにも、まずは目の前に広がる雪でたくさん遊びましょう。
雪を丸めて雪合戦をしたり、ソリをしたり、楽しむ方法はたくさんあります。
『雪って楽しい!』って感覚を得るために親子で全力で遊びましょう。
2.スクールで教えてもらう
たんばらスキーパークの3歳向けのスクールでは、以下の流れで教えてくれました。
親だけでは思いつかなかった流れなので満足しています。
1.板の持ち方・履き方・注意点
2.片足・両足に板装着して歩く
3.リフトに乗る・斜面を滑る
スクール生の幼児3名に対して指導員2名の体制でした。
日時によって人数比は異なると思いますが、指導員一人あたりMax2名なのかなという印象です。
1.板の持ち方・履き方・注意点
『自分の道具は自分で』という気持ちを養うために板の持ち方や履き方を教えてくれていました。
もちろん子ども一人では履けないので、サポート有でどうやって板を履くかなど丁寧に説明してくれています。
また、『スキー場は道路と一緒』ということで周りをよく見て、ぶつからないように気をつけるということも優しく伝えてくれていました。
2.片足・両足に板装着して歩く
『なるほど!』と最初に思ったのが平坦な場所で片足だけ板を付けて歩くという練習です。
やってみると簡単にこなしていましたが、確かに初めに雪の上を板を付けて歩く・滑るという感覚を身につけるためには大事だなと思いました。
その後、両足を装着しても難なく歩いていました。
3.リフトに乗る・斜面を滑る
両足で歩くようになったらそのままリフトに向かっていきました。斜面の下の方で練習をするのかと思っていたので驚きです。
ただ考えてみると、緩やかな斜面のリフトに乗ってしまえば下るだけなので滑ることだけに集中できます。斜面の下の方を登って疲れて嫌になるということもないんだなと気付かされました。
リフトを降りると早速滑っていきます。
『前を見て足と手を広げる』ということだけ伝えてスタートです。
ハの字にするのは次のステップのようです。まずは、板の上に立って滑る感覚を身につけることを目的に進めていくようです。
隣で見てて思ったのが「3歳は意外と滑れるんだ」ということです。転ばないように自分でバランスを取りながら上手に板の上に乗っています。
はじめは対面する指導員の手を掴みながら滑っていましたが、徐々に手を離して自分だけで滑る時間が長くなっていきました。
そうして、緩い斜面なら真っすぐ滑れるようになって麓まで降りていきました。
スクールはこれで終了です。
3.親子で滑る
スクール直後、『楽しかった!』という息子とそのままリフトに乗って滑りに行きました。
指導員と同じように対面しながら滑ろうとしたのですが、後ろ向きで子どものスピードに合わせて滑るというのが見た目以上に難しく、小学生以来のスキーとなる私にとってはとても大変でした。
そのため、子どもの後ろから抱きかかえるように滑りたいと思ったのですが、スクール先生曰く、子どもが親に体重を預けてしまうので練習にはならないとのことです。
試しに少しやってみましたが、確かに「しっかり立って!」と思う感じになってしまいました。
子どものスピードに合わせて後ろ向きに滑れないのであれば、リードやハの字サポート道具を活用するのが良さそうです。次までには購入して試そうかと考えています。
今回なんとか後ろ向きで対面で滑りながら下りましたが、私がヘトヘトです。
お昼の時間ということで休憩にし、午後はまた雪遊びをしてスキーデビューが終了です。
まとめ:3歳スキーデビューは楽しく!
合計2本しか滑りませんでしたが『楽しかった!上手に滑れる!』と言っていたので、良い記憶が出来たということで上出来なデビューになったと思います。
今回の経験を踏まえると、スキースキルに自信がないパパママには以下のポイントが子どものスキーデビューには大事だと紹介できます。
・道具はレンタルでOK
・近郊の広めのゲレンデ
・スクールに入る
完璧を目指すのではなく、子どもの様子に合わせながら楽しむことを一番に考えて始めていきたいですね。
また、ゲレンデまでの道のりはスタッドレスタイヤが必須です。スタッドレスタイヤを安く準備する方法を詳しく知りたい方は下記が参考になります。